ベータ形式のビデオテープが出荷終了

DVD、ブルーレイディスク登場以前の家庭用動画再生機器には、ビデオデッキが主流でしたがそのメディア形式にはVHSとベータがありました。

ビデオデッキの登場からしばらくは、VHS形式とベータ形式の「ビデオ戦争」が繰り広げられてきましたが、その戦いを制したのは「VHS」。

しかしその後も、画質の良さからプロやマニアに評価され続け、ひっそりと販売は続いていたベータマックス（βマックス、Betamax）ですが、いよいよベータにとって新たなニュースが発表されました。

２０１６年の３月をもってベータ形式のビデオテープの生産を終了するとのニュースがソニーから発表されました。

愛用してきたプロやマニアのまとめ買い、プレミア狙いの爆買いなども予想されますが、驚きは、まだ生産していたんですね！？　という事でしょう！

しかしVHSに比べて、コンパクトで画質も上回っていると言われるベータビデオがどうしてVHSに負けたのでしょうか？

もちろん諸説ありますが、一説としてビデオデッキの登場から直ぐに登場し、普及したレンタルビデオ、特にお父さんたちの大好きなアダルトビデオ（AV）の普及もその要因であるようです。

ビデオデッキの普及もAVの登場が底上げをしたとかしないとか？言われていますが、AVの登場始めはメーカーも、２つの形式で販売されていましたが、VHS形式のメーカーが多い事もあってコスト対策から次第にVHSへの一本化が進んでいき、ベータはすっかり、影を潜めていく事になって行きました。

しかしエロはやっぱり強いですね。さすが日本！こ変態大国ニッポンはいつもエロで景気を底上げしてくれているようです（笑）